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市川 真也
SHINYA ICHIKAWA
2013年入社
運行企画部地域交通課 副課長
しずてつとの出会い
しずてつとの出会い

私は自衛隊員として北海道で勤務していましたが、地元・静岡で働くことに強く魅力を感じて2013年に中途採用で入社しました。前職を含めバス事業に近しい環境ではありませんでしたが、仕事で大型車両を運転していたため、大型車に少しですが親しみがあったこと、また公共交通という公共性の高い事業に惹かれ、入社を決意しました。現在は、自治体とのバス交通に係る協議全般や、自主運行バスに係る事項(時刻や経路等の運行計画)について、担当窓口として対応を行っています。

1日のスケジュール
Time Schedule

08:40
出社

出社後、まずメールを確認。自治体からの依頼事項や制度改定等の重要なメールが来ることもあります。

10:00
課内打ち合わせ

今後の自治体との協議について、方針や各自スケジュールの共有、作成資料の確認を行います。

12:00
休憩

近くの定食屋さんで同僚たちと昼食。しっかり食べてしっかり休む、ONとOFFの切替が良い仕事をする秘訣です。

13:00
自治体の会議に出席

自治体が主宰する会議に交通事業者として出席。バス事業者の立場から必要に応じて意見を具申します。

17:00
議事録の作成

帰社してから会議の内容を議事にまとめ、配布された資料を整理し共有します。

18:00
退社

明日の準備、机の整理をして18時過ぎには退社します。家族が待っているので急いで帰ります。

数年かけて協議した分、喜びも大きい

自主運行バスは自治体が主体となって計画するバス路線で、しずてつジャストラインの営業エリアにおいて6市より19路線の委託を受けバスを運行しています。自治体や住民の要望とバス事業者としての運行判断が、一つのバス路線として実を結んだときにやりがいを感じます。自治体と一緒に協議を重ね、路線を作り上げていくのは、人と人のやりとりが重要になってくるため、うまくいかないことももちろんあります。時間も数年単位でかかりますが、その分形になったときの喜びも大きいですね。

プロとして妥協せずに判断することが大事

乗合バス事業は法規の下で行っているため、「できること」「できないこと」がさまざまあります。それらを確認しながら一歩ずつ進めていくため忍耐も必要です。
何度も自治体と協議する中で、相手の要望に対して実現が不可能と思った部分はこちらも難しいと伝えるため、お互いにどうしても折り合いがつかない場面は出てきます。しかし、バス会社として「できる」「できない」の判断は妥協せずにプロとしての責任を持っています。そこを怠ると運行開始後に不備や不具合が生じるので、時間はかかりますが重要な部分ですね。

静岡とバス会社の未来を一緒に考えたい

運行企画部は、バスのダイヤ作成や路線の新設など、他の会社にはないバス会社ならではの仕事が経験できます。「道路は生き物」と私たちは良く表現します。運行計画を立てる際など、どんなに予測を立てても、道路の状況や混雑具合は少なからず変わります。想定外の事態が起きたときの臨機応変さが私たちの仕事には求められます。専門性が高い業務もありますが、経験豊富な職員も多く相談しやすい職場だと思いますね。バスは、地域を支える移動サービスですから、静岡の未来を想像し今後バス会社として何ができるのか、そんなことを一緒に語り合える方をお待ちしています!