しずてつジャストライン > 養成バス運転士 > 先輩社員の声/増田 藍
増田 藍
AI MASUDA
2014年入社
小鹿営業所/ 運転士
しずてつとの出会い
しずてつとの出会い

小学校3年生のとき、バスでプールに通った時期がありました。運転席のまわりにたくさんあるボタンやパネル。それらを操作しながら運転する運転士さんの姿が本当にかっこよくて! 思えばあれが、バス運転士に憧れたきっかけでした。高校卒業後は自動車整備の専門学校に進学。その後の進路については、しずてつジャストラインに入社して、いつか運転士に職種転換できたら……と考えていました。だから、養成バス運転士の制度を知ったときはうれしかったですね。入社後は整備士として経験を積み、2016年からバス運転士として働いています。

1日のスケジュール
Time Schedule

6:10
出社

出社したら着替えをすませてアルコールチェック、健康チェックを受けます。問題なければ、運賃箱の準備や車両点検を行います。

6:30
乗務開始

本日1回目の乗務がスタート。多くの人が乗り降りする路線バスを運転していると、地域の役に立てているのが実感できます。9時前に営業所に戻ってひと休み。

13:00
ランチタイム

小鹿営業所はいつでも和気あいあいとした雰囲気。ランチタイムもにぎやかです。お子さんのいる運転士に子育て相談をすることもあります。

17:00
退社

午後の乗務も無事終了。今日も安全に運行できました。営業所を出たらママに戻って保育園にお迎えに行きます。子どもの笑顔が私のエネルギー源です。

運転できるだけじゃバス運転士にはなれない

養成バス運転士は、大型二種免許が取得できるまでの期間中、事務や整備などを経験します。専門学校で整備を学んだ私は、整備職で経験を積みました。上司や先輩にも恵まれて、「このまま整備士でもいいかな」と思うくらい、楽しかったです。もともと運転も好きなので、大型二種免許も比較的スムーズに取得できました。ただ、その後の教習では失敗ばかり。「そんな運転じゃお客様がケガをしてしまうよ」とよく注意されたのを覚えています。バス運転士は、バスを運転できるだけじゃだめなんです。私たちが目的地にお届けしているのはお客様。お客様に安心して、そして快適に乗っていただくための技術と知識を、教習を通して学びました。

制度が整っているからずっと活躍できる

バス運転士という仕事が、私は本当に好きです。けれど、自分の未熟さに心が折れそうになるときもあります。それでも続けてこられたのは、乗務後にへこんでいる私に甘いココアを差し入れてくれる先輩や、「女性の運転士さんなんてかっこいいね。がんばってね」と声をかけてくださるお客様の存在があったから。結婚・出産後も、やめるという選択肢はありませんでした。しずてつジャストラインでは、育児休暇が法令よりも1年長く設定されていて、子どもが3歳になるまで取得できます。バス運転士として働くこと。母親になること。どちらか一つを選ぶのではなく、どちらも選べる制度が整っているのは、本当にありがたいですね。

「増田さんなら安心ね」そう言われる日をめざして

会社の制度としては最長3年の育児休暇が可能ですが、私は幸い保育園が見つかったこともあって、1年で復帰しました。悩みながら、戸惑いながらではあるものの、仕事と育児をなんとか両立できているのは、周囲の支えのおかげ。保育園への登園を担当してくれている夫、私がお迎えに行けるようシフトを調整してくれる上司、育児の相談に乗ってくれるママ・パパ運転士の皆さん…。応援してくれる人たちに報いるためにも、運転士としてもっと成長しなければ!今の夢は、お客様に「今日は増田さんの運転だ。やったね!」「増田さんなら安心だね」と言ってもらえる運転士になること。しずてつジャストラインでなら、この夢をきっと叶えられると信じています。