しずてつジャストライン > 総合職 > 先輩社員の声/青木 知茂
青木 知茂
TOMOSHIGE AOKI
1991年入社
安全運行統括部/車両課 課長
しずてつとの出会い
しずてつとの出会い

高校と専門学校で自動車について学び、整備士志望で入社しました。バス会社を選んだのは、バスを含めた大型自動車の整備士が普通自動車に比べ、長い期間現役でいられると知ったからです。入社後は営業所に配属、そして3ヶ所の営業所で整備係長を務めたあと、2017年4月より本社へ異動となりました。車両課の管理職としての課題は、次世代の優秀な整備士を育成できる教育体制を整えること。バスの整備には、一般のカーディーラーでは経験できない醍醐味があります。私が整備士として経験してきたことを若い世代に伝えていきたいですね。

1日のスケジュール
Time Schedule

08:30
出社

出社したらまずメールをチェック。その後、各営業所から上がってきた修理や点検などの書類を確認します。

11:00
資料作成

午前中はデスクワークが中心。この日は、午後からの会議に備えて車両計画に関する資料を作成します。

13:00
会議

整備管理者会議に出席。各営業所の整備担当者たちと、今後の車両整備・管理方法について話し合います。

17:00
課内ミーティング

各営業所に新入社員として配属された整備士の社員をどのように指導していくべきか、教育方針について打ち合わせ。18:00退社。

バスは注文住宅のようなもの

バスは1台1台、仕様が異なるんですよ。どの部分にどの会社の部品を使うとか、見た目や内装とか、ほとんどが自社のオーダーメイドなのです。例えれば注文住宅のようなものなので、他のバス会社に当社のバスは直せないし、逆もしかり。私が現場にいたころに感じていた、バス整備の楽しさの一つです。一般のカーディーラーと違い、バス会社の場合は自分たちの車を触るわけですから、その分愛着もあります。先日修理をしたバスが元気そうに走っている姿を見ると、「いいやつだな、よしよし」なんて、そんな気持ちでした。

管理職としての活躍のフィールドがある

私は整備士として入社後、各営業所にて整備主任、整備係長を務めてきました。その後、車両課副課長として本社に異動となりました。当時の主な業務は営業所からあがってくる書類の処理や、後進の育成。書類の内容は修理や点検といった車両計画に関するもの、整備士の指導教育に関するものなど。私にとっては転職したのと同じくらい仕事内容が変わって、苦労しています。逆に言えば、整備士志望の方も、管理職としての活躍のフィールドがあるということ。これから入社される皆さんにおいても、ぜひ上昇志向をもって臨んでほしいですね。

当社にしかないバスをつくり上げていく

私は今後、新車の仕様検討などにも関わっていくことになると思います。見た目やユーザビリティなどを営業スタッフと相談しながら、当社にしかないバスをつくり上げていく作業は、修理やメンテナンスを施す整備士とはまた違った役回りですね。車をいじるのが好きな整備士志望の方に、ぜひバスの整備というのも選択肢に入れていただけたら幸いです。カーディーラーでは経験できない仕事に関わることができますし、何より、地域に貢献しているという実感を味わえると思います。